「あっ…絵本、バラバラになってる!」そんな場面に出くわして、ショックを受けたことありませんか?
お気に入りの1冊ほどよく読まれて傷みやすいもの。子どもが何度もページをめくったり、おもちゃみたいに扱ったりするうちに、知らない間に綴じ目が外れたり、表紙が破れたりすることも。
でも大丈夫!ちゃんとした道具とちょっとの工夫があれば、バラバラになった絵本も、キレイに修理して生まれ変わらせることができるんです。
この記事では、絵本がバラバラになる原因から、修理のやり方・道具別テクニック、さらには絵本を大切にする工夫まで、まるっとご紹介します。
「直したいけどどうすればいいの?」と迷ってる方にこそ読んでほしい内容です♪
バラバラになった絵本をキレイに直すには?

お気に入りの絵本がバラバラになってしまったとき、「もうダメかも…」って思っちゃいますよね。
でも実は、ちゃんと修理すればまた読めるようになるんです!
しかも道具さえそろえば、DIYで意外と簡単にできることも♪
ここでは、絵本がバラバラになってしまう理由から、必要な道具、自分で直す方法まで、分かりやすく紹介します!
どうして絵本はバラバラになっちゃうの?
絵本が壊れやすいのは「使い方」と「構造」に理由があります。
特に小さなお子さんがいる家庭では、以下のような原因で絵本が傷みやすくなっちゃうことが多いんです。
- ページを勢いよくめくる(引っ張る)
- 舐めたり、かじったりしちゃう
- 頻繁に持ち歩く・床に放り出される
紙が破れるだけでなく、製本の糊がゆるくなったり、背表紙が割れることで「バラバラ事件」が起きちゃうことも…!
修理に必要な道具は?まずはこれをそろえよう
修理の前に、最低限の道具を準備しておくとスムーズに進みますよ〜!
ダイソーや文具店などで手に入るアイテムも多いので、初心者さんでも安心です。
| 道具 | 用途 |
|---|---|
| 木工用ボンド | ページの接着や背割れの補修に |
| 透明テープ | 破れた部分の補強用 |
| ヘラやつまようじ | 接着剤を細かく塗るときに便利 |
| 厚紙・和紙 | 補強や見た目の調整に使える |
細かい作業があるので、ピンセットやカッターがあるとさらに便利かも!
自分で直すってアリ?DIY修理のメリットとは
実は、絵本の修理はプロに頼まなくてもじゅうぶん可能なんです!
DIY修理には、こんな良いところがあります。
- かんたんに直せてコスパも◎
- 好きなときにできるので時短になる
- 愛着がわいて、絵本をもっと大切に感じられる
もちろん、大きな破損や高価な絵本はプロに頼んだ方がいい場合もありますが、日常使いの絵本なら自宅で修理するのもおすすめですよ!
よくある絵本修理のやり方まとめ

「破れた!」「外れた!」ってなったときに、すぐ試せる修理方法を知っておくと安心です。
ここからは、症状別に具体的な修理テクをご紹介していきますね!
ページが外れたときの直し方ガイド
ページがまるっと取れちゃったら、木工用ボンドとテープの出番です。
まずはページを正しい位置に戻して、背の部分に少量のボンドを塗ります。
乾かないうちにギュッと閉じて、上から透明テープで補強すればOK!
しっかり乾かすことがポイントですよ〜!
絵本の背が割れた!そんなときの補修テク
背割れは、見た目も気になるし広がる前に修理するのが大切!
使うのは、和紙や厚紙+木工用ボンド。
- 割れ目にボンドを流し込む
- 細くカットした和紙や厚紙を外側に貼って補強
- はみ出したボンドはティッシュでそっとふく
乾いたあとで、見た目が気になる場合はマスキングテープなどでデコるのもアリ♪
しっかり直したい人向け:糸綴じの基本
ページが何枚も取れていたり、綴じ目が緩んでいるなら「糸綴じ修理」がおすすめ。
ちょっと手間はかかりますが、その分しっかり仕上がります!
- 針と丈夫な糸(刺繍糸でもOK)を用意
- 元の綴じ目に沿って穴を開ける
- しっかり縫い合わせて、最後は固結び
ステッチが見えることで、ちょっと味のある仕上がりになりますよ〜!
道具ごとにチェック!おすすめ修理テクニック

どの道具を使うかで、仕上がりや強度もけっこう変わってきます!
ここでは、よく使われる4つの道具別に、それぞれの使い方のコツをまとめました。
木工用ボンドでしっかり接着する方法
バラけたページや背表紙の補修に、木工用ボンドはめっちゃ使えます!
ただし、使いすぎ注意です。
- 少量をつまようじなどで薄く塗る
- 貼り合わせたら、しっかり重しを乗せて乾燥
- 乾燥時間は4〜6時間が目安
乾くと透明になるタイプなら、見た目もきれいに仕上がりますよ♪
透明テープで簡単に補強するコツ
ページの破れやすい場所には、透明テープが救世主!
特に、よくめくるページの端や綴じ目はあらかじめ補強しておくと長持ちします。
| 貼る場所 | ポイント |
|---|---|
| ページの端 | 上下の角までしっかり覆う |
| 綴じ目 | 二枚のページをつなげるように貼る |
| 破れた部分 | 片面だけでなく裏側にも貼って補強 |
100均にもある「補修専用テープ」を使うと、さらにキレイに仕上がります◎
厚紙を使ってページを安定させよう
ヨレヨレのページや、やぶれかけてる部分は厚紙での補強が頼もしいです。
使う厚紙は、なるべく薄めのもの(お菓子の箱など)だと扱いやすいです!
- 修復したいページと同じ大きさにカット
- 裏側からボンドで貼りつけて補強
- 角を丸くカットすると安全性もアップ
絵本の厚みにも影響するので、貼りすぎ注意!
和紙の風合いで優しく修復するには?
破れたページを目立たずに直したいなら、和紙の出番です♪
透け感があるから、絵柄や文字をつぶさず補修できるのがポイント!
- 修復したい部分より少し大きめにカット
- ボンドをうす〜くのばして貼りつけ
- 空気を抜くように、やさしく押さえる
和紙はセリアや文具店でも手に入るので、気軽に使ってみてくださいね。
絵本を大切にしてもらうためにできること

せっかく直した絵本、できるだけ長く大事にしてもらいたいですよね。
子どもが自然と絵本にやさしく接してくれるような工夫も、実はとっても大事なんです!
遊び道具になりがちな絵本を守るには?
絵本をおもちゃみたいに扱われてボロボロ…なんて経験ありませんか?
そんなときは、こんな工夫をしてみてください。
- 読む場所を決めておく(たとえばソファの上など)
- 絵本を本棚に並べて「本」として扱う習慣をつける
- 読み終わったら「ありがとう」と声をかける
ちょっとした声かけやルールで、絵本への意識って変わってくるんですよ〜。
図書館にある絵本修理サービスって知ってる?
もし「これは自分じゃ無理かも…」ってなったら、図書館の修理サービスを利用してみるのもアリ!
実は、多くの図書館にはこんなサービスがあるんです。
| サービス内容 | 利用の目安 |
|---|---|
| 絵本の修理(破れ・外れ・背割れなど) | 軽度〜中程度の破損 |
| 修理ワークショップ | 親子で参加できるイベントとして開催されることも |
| 修理相談 | スタッフが道具や方法を教えてくれることも |
近くの図書館に問い合わせてみると、思わぬサポートが受けられるかもしれませんよ♪
【まとめ】大切な絵本をもう一度、読み聞かせの時間へ

バラバラになった絵本も、修理してあげればまた子どもたちの笑顔に戻ってきます。
今回ご紹介したように、木工用ボンドやテープ、和紙など、身近な道具を使っての修理も十分に効果的。
「絵本は消耗品」なんて思わずに、ちょっと手間をかけて直してあげるだけで、長く楽しめる1冊になるんです。
そして何より、直した本を見て「また読んでいいの?」と喜ぶ子どもの顔は、ちょっと特別ですよね。
壊れたから終わりじゃなくて、修理を通して「絵本を大切にする心」も育てていけたら素敵だなと思います。
あなたの手で、絵本にもう一度“魔法”をかけてあげてください♪